北海道高等学校教育相談研究会【道高相研】
~学びや育ちを見守り、支え、つなげる学校教育相談を目指して~
北海道高等学校教育相談研究会【道高相研】
~学びや育ちを見守り、支え、つなげる学校教育相談を目指して~
〈 会長挨拶 北海道千歳北陽高等学校長 渡辺 晃史 〉
北海道高等学校教育相談研究大会のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。本研究会は昭和47年8月、学校教育相談の普及・発展を目的として、北海道学校教育相談研究会・高等学校部会としてスタートいたしました。その後、北海道高等学校教育相談研究会と名称変更し、組織や研究活動、広報等の在り方を見直しながら、53年目を迎えました。その間、毎年1月に開催する最大の事業である研究大会においては、全国的に著名な研究者や実践者による講演のほか、全道各地で活躍されている専門機関や大学等の関係者や高等学校教員による講義・実技研修・事例発表等行うことで、道内の高等学校や特別支援学校における教育相談活動の発展と研修の推進に少しでもお役に立てるよう努力して参りました。また、本部事務局と各支部の事務局との連携体制を構築し、各地域の課題に即した研修の状況や先進的な実践事例等を、会報や研究集録、ホームページで紹介させていただいて参りました。
今年度の研究主題は「変化の激しい多様性の時代をしなやかに生きる力を育む教育相談を目指して」です。関係者による長年の努力により、教育相談の普及は進んでいますが、不登校の減少は見られず、生徒の状況は多様化・深刻化しています。高校生活にとどまらず、生徒一人ひとりが自らの力で人生を開拓し、自立した人となるために、何ができるか、何をなすべきかを、皆様とともに考えていきたいと思います。
第53回研究大会は、令和7年1月10日(金)「かでる2・7(北海道立道民活動センター)」を会場に、オンライン配信も含めたハイブリッド開催とします。午前の全体講演には、金沢大学融合研究域融合科学系 教授 金間大介 先生を招聘する予定です。また、午後からの研修講座は、北海道医療大学心理科学部 教授 冨家直明 先生、北海道大学大学院教育学研究院 准教授 井出智博 先生、北海道・青森教育カウンセラー協会代表 大友秀人先生による3つの研修講座を開催する予定です。なお、研修会場の収容能力等により、対面での希望であってもオンラインでの受講となる場合がございますので、何卒ご理解いただきますとともに、お早めのお申し込みをお願いいたします。
最後に、本研究会は教育相談に熱意と関心のある個人会員を基礎に運営しております。どうか皆様には新たな会員として本研究会に加わっていただき、ともに学びながら、職場を超えた横の繋がりを広げていきたいと思っています。皆様からのお声がけを心よりお待ちしております。
令和6年6月